ハワイ・ビショップ博物館で歴史と文化を体験|見逃せない展示を紹介
皆さんはハワイを旅行した際、博物館に行ったことはありますか?
ハワイといえばビーチや海でのアクティビティ、ショッピングを楽しむという方が多いかもしれません。
しかし、ハワイのカルチャーに触れハワイの歴史や自然科学についてもっと深く知りたいなら、ホノルル市内にあるビショップ博物館(Bishop Museum)がおすすめ。
今回の記事では、ビショップ博物館(Bishop Museum)の概要と見どころをご紹介します。
ハワイ旅行を計画中で、ハワイのカルチャーや歴史、自然科学への理解を深めたい方、室内のアクティビティを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください!
ビショップ博物館とは
ビショップ博物館(Bishop Museum)は、ハワイ・ホノルル(カリヒエリア)にある博物館で、ハワイの歴史、文化、自然に関する展示やコレクションを通じて、ハワイ諸島の多様性と豊かな自然遺産を紹介しています。
観光客をはじめローカルの人々にとっても、ハワイの多様な歴史と文化、自然科学を深く学べる魅力的なスポット。200万点を超える、大スケールの展示が楽しめます。
全てじっくり見て回ると4時間ほどかかりますが、重要なところだけ集中し残りはさっと見るだけなら2時間ほどでも十分です
ビショップ博物館の行き方
ワイキキからはダウンタウン行きのバス(The Bus 2/2L)で片道約50分程度。The Busは片道大人3ドルです。
バスだと時間がかかるので、ウーバー利用がおすすめ。ウーバーなら片道約20分(20ドル)程度。数人で行けば割安です。
ビショップ博物館の特徴
さて、まずはビショップ博物館の特徴をみていきましょう。
コレクションと展示
ビショップ博物館のコレクションは、ハワイの先住民族の文化、歴史、自然に関するものがメイン。ハワイアンアート、工芸品、伝統的な船、考古学的遺物、動植物標本などが多く展示されています。
博物館のコレクションは、ハワイの先住民族の知識や伝統、環境に関するもので、ハワイの歴史についてじっくり学ぶことができますよ。
また、インタラクティブな展示が多いのも特徴。例えば先住民族が使用していた楽器や調理器具などを実際に触って体験することができます。
体験しながら学べる展示がたくさんありとっても面白い。キッズも喜ぶこと間違いなしですね。
プラネタリウム
ビショップ博物館には、天文学と天体観測に関する施設もあります。天文台では、星座や惑星を観察し、宇宙に関するプログラムや展示が行われています。
自分で手を動かしてハリケーンができる仕組みが学べるコーナーがあったり、サーモグラフィーがあったりとキッズが楽しく勉強できるように工夫されているんです!
のんびりリラックしたいときにはプラネタリウム鑑賞もおすすめ。
イベントとプログラム
ビショップ博物館では、ワークショップ、特別展示、講演会、イベントなども頻繁に開催されており、ハワイの文化や自然に興味を持つ人々にはとても魅力的。
子供向けの展示やアクティビティも豊富に用意されているので、家族連れで楽しめるスポットとなっています。地元の学校の課外活動の場としても選ばれているそう。
ビショップ博物館の見どころ
ビショップ博物館には、ハワイ諸島の歴史、文化、自然に関する多くの見どころがあります。ここからは、ビショップ博物館の特に注目すべき見どころをいくつか紹介します!
ハワイアンホール
ハワイアンホールは、ハワイ王国の歴史や王族に関する展示を通じて、ハワイの歴史を紹介。ハワイアンの王様や王妃の肖像画、歴史的な写真、王室の宝飾品などが展示されています。
ホール内は本物の展示品が劣化しないようにかなり冷房が効いていて寒く、どこか荘厳な雰囲気。豪華な宝飾品には圧倒されます。
ハワイロイヤルファミリーの家系図もありました。スクリーンで気になる人物をタッチすると、その人物についての詳細を確認することもできます。「カラカウア」や「リリウオカラニ」など、お馴染みの王や女王がいて興味深い。
パシフィックホール
このエリアでは、ハワイを含むポリネシア地域の移住や文化に焦点を当てた展示が行われています。ポリネシアの民族衣装、船、工芸品などを通じて、広大な海域に広がる文化の多様性を学ぶことができます。
ポリネシア人が移住するときに使用していたであろう実サイズの船の模型も展示してあり、ポリネシア地域からハワイまでこんな小さな船に乗ってきたのかと思うと考え深いものがありました。
ハワイに人類がやってくるまでの過程を知ることができ、非常に興味深い。ハワイの成り立ちを学ぶのに最適なスポットです。
サイエンス・アドベンチャー・センター
別館「サイエンス・アドベンチャー・センター」では、壁一面に展示された2000万点を超える動植物の標本の展示を見ることができます。
展示数の多さとディスプレイの美しさが特徴で、思わず写真に収めたくなるスポット。海洋生物の多様性について学ぶ新たな空間として注目を集めているそう。
また、サイエンス・アドベンチャー・センターには、ミツバチなどハワイに生存するその他の昆虫に関する展示が楽しめるコーナーもあります。ハワイの生態系と自然に関する知識を深めることができますよ。
ハワイの蝶や貝など貴重な生物の標本が展示されており、ハワイの動植物や自然に関して学ぶには最適のスポット。
ビショップ博物館の基本情報
1525 Bernice St, Honolulu, HI 96817 GoogleMAPで見る | |
09:00~17:00 | |
大人:28.95ドル(65歳以上:25.95ドル) 18歳未満:20.95ドル ハワイ在住者:通常料金の50% | |
808-847-3511 | |
bishopmuseum.org |
最後に
今回は、ビショップ博物館(Bishop Museum)の概要と見どころを紹介してきましたが、いかがでしたか?
ハワイの歴史や文化、ハワイの生態系について詳しく学びたい方には外せないスポット。インタラクティブな鑑賞が楽しめるのも特徴です。
実際に自分の手を動かして学ぶコーナーが多く、小さいお子様の教育プログラムとして最適だと感じました。もちろん、大人も楽しめます。筆者の友人も、古代のハワイアン楽器を楽しそうに鳴らしていましたよ。
アウトドアアクティビティだけでなく、室内で楽しめる教養を深めるアクティビティとしてぜひビショップ博物館に足を運んでみてください。