ハワイ・ホノルル美術館で歴史と文化を満喫|必見の展示品を紹介
皆さんはハワイを訪れた際にどんな楽しみ方をしますか?
ビーチや海でのアクティビティ、ショッピングをするという方が多いかもしれませんが、ハワイのカルチャーに触れる美術館巡りもおすすめです。
中でも、ホノルルのダウンタウン方面にある「ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)」は、ハワイをはじめハワイの歴史に影響を与えたアジアやヨーロッパ、中東など幅広い文化の絵画、彫刻、陶磁器、工芸品を楽しむことができると大人気。
今回の記事では、ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)の概要と見どころをご紹介します。
ハワイ旅行を計画中で、ハワイのカルチャーに触れたりアート鑑賞を楽しみた方はぜひチェックしてみてください!
ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)とは
ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)は、ホノルルにある主要な美術館の一つ。文化やアートに興味があるなら、ぜひ訪れたいスポットです。
ハワイをはじめアジアやヨーロッパ、中東など幅広い文化の絵画、彫刻、陶磁器、工芸品を豊富に展示しており、アート好きに大人気。
美術館は外から見るとあまり大きくないように感じますが、中に入るとその広さに驚きます。じっくり見ると3〜4時間はかかりました。さらに説明まできちんと読みたい場合は、5時間以上かかるかもしれませんね。
ホノルル美術館の行き方
ワイキキからはダウンタウン行きのバス(The Bus 2/13/20/42)で片道約25分程度。The Busは片道大人3ドルです。
バスが面倒な場合は、ウーバーを利用すれば片道約10分(20ドル)程度。
ホノルル美術館の特徴
さて、まずはホノルル美術館の特徴をみていきましょう。
コレクションと展示
ホノルル美術館は、アジア、太平洋地域、ヨーロッパなど多様な文化圏の美術作品を展示しています。アジアの古代から現代までの絵画、彫刻、陶磁器、工芸品などが特に充実。また、ハワイの美術や工芸品、ハワイコレクションも見どころの一つです。
非常に幅広いジャンルのアート作品が満載でどの順番で見ようか迷ってしまいますが、気になるところからサクサク見ていくのがおすすめ!全部しっかり見るには5時間かかるほど盛りだくさんだからです。
地域・時代を超えたアートが次々に登場して、飽きることがありません。
特別展とイベント
ホノルル美術館では、定期的に特別展示やイベントが開催されています。展示やイベントは、世界的に有名なアーティストや文化的なテーマに焦点を当てているよう。
2023年夏は、草花を乾燥させのれんのように繋ぎ合わせた、レベッカ・ルイーズ・ロウの「Awaken」と「Cross Pollination: Flowers Across the Collection」の展示でした。自然の美しさと多様性を祝うというコンセプトのギャラリーは圧巻でしたよ。
教育プログラム
ホノルル美術館は教育プログラムにも力を入れており、学校や一般向けに美術授業やワークショップを提供しています。美術館内には美術教室や図書館もあり、学び舎としても機能しているそう。
ただ鑑賞するだけでなく、インタラクティブに学ぶことができるのが嬉しいですね。
ミュージアムショップとレストラン
ホノルル美術館内には、美術品やギフト、書籍などを扱うミュージアムショップがあります。
幅広いアイテムからお土産にぴったりのものも見つかるはず。また、ゆったりと食事や軽食を楽しめるレストランも併設されており、休憩にふらっと立ち寄ることができます。
ホノルル美術館の見どころ
ホノルル美術館には、さまざまな文化や芸術ジャンルにまたがる多様で広範なコレクションがあります。
コレクションの全作品を網羅することはできませんが、ここからは地域ごとに主な見どころをご紹介!
アジア館
日本、中国、韓国、インド、東南アジアの美術品を含む、アジア美術の重要なコレクションを所蔵しています。伝統的なものから現代的なものまで、絵画、彫刻、陶磁器、織物などを展示し、これらの地域の豊かな文化遺産を紹介。
中でも中国と日本の作品は数が多い印象で、改めて日本の歴史的美術作品を見るのは非常に興味深いです。世界から日本の芸術がどう見られているのかが垣間見えます。
インドネシアやフィリピンといった、東南アジアの宗教信仰に関係するオブジェクトも迫力がありました。どこか似ているようで地域ごとに少しずつ違いがあるので、その違いを探すと面白いです。
ハワイアン館
ハワイ諸島の固有の芸術と文化を反映するハワイアンアートのコレクションを展示。木彫り、羽細工、織物など、幅広い年代にわたるハワイの芸術作品を楽しめます。
ハワイの昔を描いた絵画も感慨深いものがあります。今ではホテルが立ち並ぶワイキキも、昔は何もなかったんですよね。そんな昔のワイキキの様子が印象に残りました。
ヨーロッパ館
ヨーロッパコレクションは、ルネサンス、バロック、印象派など、さまざまな時代の美術品を幅広く展示。ヨーロッパの巨匠の絵画、装飾美術、彫刻などを鑑賞することができます。
モネの絵画はやはりどの地域でも人気なよう。モネが好きな方も多いと思うので、ハワイでモネの絵が見れるのは嬉しいですね。
アメリカ館
アメリカ美術コレクションには、アメリカ史のさまざまな時代の絵画、彫刻、装飾美術が含まれており、アメリカの芸術的発展についての見識を深めることができます。
ヨーロッパに比べ歴史が浅いアメリカですが、アメリカらしいユニークなアート作品は見ていて本当に面白いです。作者は一体何を伝えたくて作ったのか、と考えながら見るのがおすすめ。
オセアニアと太平洋館
太平洋諸島やオセアニアの美術品も数多く所蔵しており、この地域の多様な芸術の伝統を垣間見ることができます。ハワイと同じ島国ではありますが、また一味違ったアートなんですよね。
現代アート館
ホノルル美術館では、コンテンポラリーアートの収集と展示も積極的に行っており、国内外のアーティストの作品を幅広く展示しています。歴史ある美術を見た後にコンテンポラリーアートを見ると、その違いが強調されて面白いですよ。
尚、ホノルル美術館のコレクションは常に進化しており、定期的に新しい収蔵品や展覧会が追加されているそう。
ホノルル美術館を訪れると、さまざまな文化や時代の幅広い芸術表現に触れることになり「アートの世界旅行」ができます。
ホノルル美術館カフェ
ホノルル美術館内にあるカフェでは、美術品や庭園を眺めながらリラックスした雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
ハワイの新鮮な食材を活かしたヘルシーなメニューが提供され、サンドイッチ、サラダ、パスタ、スープなど、軽食から本格的な料理までメニュー豊富。
ドリンクメニューにはコーヒーや紅茶、フレッシュジュース、ワイン、ビールなども用意されていますよ。
アート鑑賞の休憩にぜひ寄ってみてくださいね。
ホノルル美術館のミュージアムショップ
ホノルル美術館では、さまざまなお土産やギフトアイテムを購入することができます。
地元のアーティストが手がけたものが多く、ポスターやカードはもちろん、ハンドメイドのハワイアンジュエリーやテキスタイル、陶器などが人気です。
それから、アロハシャツ、サーフグッズ、ステッカーなどハワイらしいお土産も揃っています。
ホノルル美術館のミュージアムショップでお気に入りのアイテムを見つけて、素敵な思い出を持ち帰ってくださいね。
ホノルル美術館の基本情報
900 S Beretania St., Honolulu, HI 96814 GoogleMAPで見る | |
月-火:休館日 水-木:10:00~18:00 金-土:10:00~21:00 日:10:00~18:00 | |
大人:20ドル ハワイ在住者:10ドル 18歳未満:無料 | |
808-532-8700 | |
honolulumuseum.org |
最後に
今回は、ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)の概要と見どころを紹介してきましたが、いかがでしたか?
アート鑑賞や文化を学ぶのが好きな方は絶対に外せないスポット。ダウンタウンの観光に行くのであれば、ぜひ訪れることをおすすめします。
ホノルル美術館を見て回ると、世界各国の絵画、彫刻、陶磁器、工芸品を通してハワイの歴史や地理的結びつきを垣間見ることができてとても興味深いです。日本がハワイに与えた影響も学ぶことができるので、歴史が好きな方は満喫できるでしょう。
ハワイの昔に思いを馳せることができること間違いなし!ビーチやハイキングなどのアクティビティとは違う楽しみ方として、アートに触れてみてはいかがでしょう?