ハワイでシュノーケルならココ!おすすめビーチや注意点を解説
ハワイで楽しみたいアクティビティのひとつにシュノーケリングがあります。
皆さんは、ハワイでシュノーケルをしたことがありますか?青く透き通るハワイの海では、カラフルな美しいお魚たちをはじめ、運が良ければサンゴやウミガメも見ることができます。
日本では見られない神秘的な光景は、ハワイの素敵な思い出になること間違いなし。
今回は、ハワイ(オアフ島)でシュノーケルをするのにおすすめのビーチと必要な道具、注意点などをご紹介!
ハワイ旅行を予定している方やハワイ滞在中の方で、海のアクティビティを楽しみたい方、思い出に残る経験をしたい方は必見です。
ハワイ・オアフ島でシュノーケルにおすすめのビーチ
シュノーケリングは、呼吸用のパイプやシュノーケル用マスク、フィンを装着して水面や浅い海中を泳ぐマリンスポーツ。泳げれば誰でも気軽にできるスポーツなので、ハワイ旅行のアクティビティとして老若男女に人気です。
ここからは、ハワイ・オアフ島でシュノーケルにおすすめのビーチ5つをご紹介。
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay)
まず最初に紹介するのは、オアフ島の東側に位置するハワイ屈指のビーチ「ハナウマ・ベイ」。自然保護区域にも指定されており、ハワイのほかのエリアでは見られないような珍しい熱帯魚や、美しいサンゴを見ることができます。
ハナウマベイでは入場制限が設けられており、観光客は入場料がかかります。また、入場前に海洋生物や環境保護に関するビデオを見る必要があるほか、サンゴに害を与える日焼け止めの使用禁止など、いくつか規制があるので注意しましょう。
コロナ禍から始まったこのような取り組みが功を奏し、ハナウマベイの水質は飛躍的に改善されました。透き通った海水はシュノーケリングに最適!
ただし、時期や天候によっては水が濁っていることがあります。筆者は雨が続いた後行ったのですが少し濁っていました。事前にチェックしてから行くと安心。
入口の横にある売店で、シュノーケルに必要なゴーグルやマスク、フィンなどを購入することができますよ。
水深はそこまで深くありませんが、沖に進むと急に深くなるスポットがあります。慣れていない方やお子さま連れの方は岸に近いエリアでシュノーケルを楽しむと良いでしょう。
ハマウマベイの予約方法など詳細は、こちらの記事をチェックしてみてください。
エレクトリック・ビーチ(Electric Beach Park)
オアフ島の西海岸でシュノーケリングにおすすめなのが「エレクトリック・ビーチ」。
ワイキキからは車で40分ほどかかるため、観光客がおらずロコの穴場ビーチとして人気です。
「エレクトリック」というビーチ名は、目の前にある火力発電所に由来しているんだとか。その火力発電所から排出される温水によって海水温が高くなることから、多様な海洋生物やウミガメ、ハワイアンモンクシールなどが集まってくるそうです。
それから、こちらのビーチではウミガメを頻繁に見ることができ、イルカとの遭遇率も高いと言われています!
ただ、イルカを見るためにはかなり沖の方まで泳ぐ必要があり上級者向け。また、ライフガードがいないので初心者だけのシュノーケリングは少し危険です。深さもかなりあるので、慣れている方と一緒に行くようにしましょう。
実際にイルカには出会えませんでしたが、カラフルなお魚たちとウミガメを何匹も見ることができました。
水温が暖かいので岸に上がらずに1時間以上潜っていることができました。
シャークス・コーブ(Shark’s Cove)
オアフ島の北部ノースショアにある「シャークス・コーブ」は、オアフ島の中でも透明度が高いスポットとして知られ、シュノーケリングにおすすめです。
一部が水深50センチから1メートルほどの浅瀬で、潮だまりのようになっているのが特徴。
シャークス・コーブでは、ハワイアンブラックテールやシマハギ、ハワイ州の魚フムフムヌクヌクアプアアなど非常に珍しい魚たちを見ることができます。
足元はゴツゴツした岩場なので、怪我をしないようにマリンシューズを用意しておきましょう。
また、ツルツルしている岩の上では転倒に注意です。
近くにはフードランド(スーパー)もあるので、ランチやスナックなどはこちらで調達可能。
ノースショア散策に訪れた際、時間があればシャークス・コーブにも足を運んでみてください。
カイルア・ビーチ(Kailua Beach)
オアフ島の東海岸にある「カイルア・ビーチ」もシュノーケリングにおすすめ。
全米で最も美しいビーチに選ばれたこともある約3kmの長いビーチは、サラサラの白い砂浜と海水の透明度の高さが特徴で、シュノーケリングスポットとして知られています。
観光客だけでなく地元の人々にも人気で、週末には多くの家族連れで賑わうビーチ。カヤックやウィンドサーフィンなどを楽しむ方もいます。
エレクトリック・ビーチに比べると魚の数は少ないですが、浅いので安心してシュノーケリングを楽しめました。
小さなお子さまのいる家族連れにおすすめです。
それから、ビーチの近くにはグルメやショッピング楽しめる「カイルアタウン」があり、こちらでランチを食べたりテイクアウトしてビーチピクニックをするのも良いでしょう。
近くにはラニカイ・ピルボックスがあり、ハイキングを楽しむこともできます。シュノーケリング、ハイキング、カイルアタウン散策をセットにするのがおすすめ。
カネオヘ・サンドバー(Kaneohe Sandbar)
オアフ島の東海岸に浮かぶ「カネオヘ・サンドバー」は、長い年月をかけてサンゴが堆積してできた白い砂浜が特徴の美しいスポット。
干潮時にのみ海上に現れる、神秘的な幻の島として知られています。
カネオヘ・サンドバーへ行くには、ツアーに参加するのが一般的。ツアーではサンドバーを歩いたり、シュノーケリングを楽しむことができます。
シュノーケリングに必要な道具は無料でレンタルが可能で、ライフジャケットも提供されます。スタッフも同行することから、初心者でも安心。
近くで泳ぐウミガメを観察しながら、シュノーケリングを楽しんでみてください。
ツアーに参加する必要がありますが、ツアーならではのメリットもありますよ。ぜひ白い砂浜と透き通る水の美しさを堪能してみてください。
シュノーケルに必要な道具
シュノーケリングを楽しむためには、いくつかの道具が必要です。シュノーケリングに必要な主なアイテムはこちら。
・シュノーケル:呼吸をするためのパイプで、口にくわえて水面から呼吸します。
・シュノーケリング用マスク:眼を覆う大きめのゴーグルです。フィット感が良く、顔全体をしっかり覆うものがおすすめ。
・フィン:水中移動を助けるためのフィン。足にしっかりフィットし、泳ぎやすいものを選びます。
あると便利な道具
また、必要に応じて用意すると良いものはこちら。
・ライフジャケット:初心者や水泳が得意でない人はあると安心。
・ラッシュガードやウェットスーツ:水温が低い際や、紫外線から肌を守るために使用します。
これらのアイテムは、ツアーに参加した場合は無料で支給されることもありますが、自分のサイズにぴったり合うものを使用したい場合は各自で購入が必要です。
日本から持参してもいいですが、荷物が多くなってしまう場合は現地購入もおすすめ。アラモアナ周辺にあるドンキやウォールマート、ターゲットなどのスーパーを利用すると良いでしょう。
シュノーケル(パイプ)、マスク、フィンのセットでおおよそ50〜70ドルで購入できます。
ハワイでシュノーケリングならツアーがおすすめ
今回紹介したシュノーケリングにおすすめのビーチは、ワイキキから離れているためアクセスがかなり不便。そのため、ツアーに参加するのがおすすめです。
レンタカーで行くこともできますが、シュノーケルの後は疲れているので運転したくないかもしれません。ツアーなら、ワイキキからの送迎付きで行きも帰りも楽ちん。
また、ガイドやインストラクターがついていることがほとんどなので、海洋生物の特徴からシュノーケリングのコツ・ポイントを教えてくれ、初心者でも十分楽しむことができます。
さらに、ツアーによっては写真撮影オプションをつけることも可能。水中でスマホを操作すると水没の危険性があります。写真撮影オプションをつければ、美しい海洋生物との写真をばっちりおさめることができ思い出に残せますよ。
ハワイでシュノーケリングする際の注意点
ハワイで楽しめるシュノーケリングですが、注意したい点もいくつかあります。
日焼け対策
まず、日焼け対策は必須。強い日差しで皮膚が火傷をしてしまうので、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
また、ハワイではサンゴなどの海洋生物を保護するため、サンスクリーン法という法律があります。有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されており、観光客であってもハワイの環境を守るために日焼け止めを使用する際は注意しましょう。
ハワイで日焼け止めを購入する際は “Reef Safe” や “Reef Friendly” の表記があるものを買うようにしましょう。
海洋生物に出会っても接近しすぎない
シュノーケルをしていると、ウミガメやイルカ、モンクシールを見ることができますが、これらの絶滅危惧に指定されている海洋生物には近づきすぎたり、触ったり、餌を与えるなどをしてはいけません。
違反した場合には罰金が科されます。できるだけ推奨距離を守り観察するようにしましょう。
推奨距離は以下の通りです。
- ウミガメ:3m以上
- ハワイアンモンクシール:15m以上
- イルカ:45m以上
- ザトウクジラ:90m以上
初心者だけでのシュノーケリング
シュノーケリングは比較的簡単で誰でも気軽にも楽しめるスポーツですが、油断は禁物です。
ライフガードがいないエリアでシュノーケルをする際や、初心者だけで行く場合は特に注意しましょう。
急に水深が深くなったり流れが速くなったり、魚に気を取られていつのまにかかなり沖の方まで泳いでしまうことがあります。
最後に
今回は、ハワイ(オアフ島)でシュノーケルをするのにおすすめのビーチと必要な道具、注意点などをご紹介しました。いかがでしたか?
ハワイでは日本では見られないような珍しい熱帯魚やウミガメなどの海洋生物に出会えるので、シュノーケリングは非常におすすめのアクティビティ。
今回の記事を参考に、安全に楽しんでみてくださいね。