ハワイの医療・治療費は高額!海外旅行保険に入る必要があるか解説
皆さんはハワイ旅行に行く際、医療・治療費などを確認していますか?
「自分は健康だしトラブルもないだろうから大丈夫」と気にしていない方も多いのではないでしょうか。
しかし、ハワイではアウトドアレジャーによる怪我の発生率が高くなっており、事故・アクシデントが起きた際の医療・治療費は高額に。
この記事では、ハワイで起きやすい事故を確認しながら医療・治療費の目安をみていきます。また、海外旅行保険に入る必要があるかも解説。
これからハワイ旅行をするという方、現在計画中の方は必見です!
ハワイで発生しやすい事故
ハワイで起こりやすい事故には、主に熱中症、水の事故、山での怪我が考えられます。
・熱中症
一日中ビーチにいたりハイキングに行ったりし、水分補給をきちんと取らないと熱中症になる可能性があります。
・水の事故
海で溺れてしまったり、マリンスポーツで怪我をしたりする可能性があります。特に小さいお子様が海で溺れてしまう事故が多く報告されています。
・山での怪我
ハイキングの際、足場の悪いところで転倒したり、強風で崖から転落するなどの事故が報告されています。
このように、アウトドアの活動が多くなるハワイでは、上記のような事故の可能性が高くなります。数日間の旅行でも油断禁物です。
ハワイの医療費は高額
ハワイでは、アウトドアレジャーでアクシデントが起こる可能性が高いことがわかりました。そこで気になるのが、医療費・治療費。
実は、ハワイの医療費は全米の中でも高額だといわれています。
そんなハワイで治療を受けると、日本の健康保険が適用されないため日本で治療を受けるときの何倍もの費用がかかってしまいます。
ソニー損保の海外旅行保険の事故事例〜ハワイ〜によると、具体的に以下のような報告が上がっています。
ホテルでシャワーを浴びている際、滑って転倒し受診。大腿骨頚部骨折と診断され10日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。 | 1,163万円 |
咳・発熱の症状を訴え受診。肺炎と診断され10日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 | 861万円 |
標高の高い場所で休憩中、意識を失い救急車で搬送。肺塞栓・脳浮腫と診断され4日間入院。家族が駆けつける。 | 836万円 |
サッカーの試合中に相手選手に激突され受診。膝靱帯損傷と診断され手術。 | 606万円 |
飛行機を降りる際にタラップの段差につまづき肩を強打し救急車で搬送。上腕骨骨折と診断され5日間入院・手術。家族が駆けつける。 | 463万円 |
ワイキキビーチで溺れ救急車で搬送。溺水・呼吸不全と診断され4日間入院。 | 413万円 |
ホテル内の小道で滑り、頭部を強打し救急車で搬送。頭部打撲と診断され7日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 | 381万円 |
やはり、事故や病気になって病院で手当てをしてもらう際は、高額な医療・治療費がかかるということがわかりますね。
ハワイの医療費・治療費目安
ハワイ州全体の医療費・治療費目安は以下のとおり。
救急車搬送費(公営) | ①公営:84,000円~ ②民営:84,000円~ |
外来初診料 | 21,000円 |
1日あたりの病院部屋代 | ①個室:262,700円~788,000円 ②ICU:788,000円 |
虫垂炎手術の治療費 | ①総費用:3,151,800円 ②平均入院日数:2~3日 |
骨折時の治療費 (橈骨末端閉鎖性骨折) | 52,500円 |
1日入院するだけで20万〜80万円かかるのは非常に高額だと言えます。
また、こちらは公立病院の場合となり、私立病院の場合は総じて費用が高くなります。
筆者の場合、高熱でクリニックの先生に診てもらうだけで約150ドル(約2.2万円)かかりました。会社の保険で60%カバーされましたが、もし保険に加入していなかったらと思うと恐ろしいです。
また、夜間救急病院に行った際は、診察・検査で約1,000ドル(約15万円)かかりました。こちらも保険でカバーされて500ドル(約7.5万円)ほどになりましたが、それでも高額すぎます。ちなみに診断の結果はというと、腎盂腎炎(膀胱炎が悪化した病気)。入院は免れたので良かったですが、15万円は恐ろしいです。
ハワイ旅行で海外旅行保険に入る必要がある?
結論は、海外旅行傷害保険が付帯のクレジットカードを持参すれば、別途保険に入る必要はないと言えます。
前述したとおり、ハワイの医療費・治療費は高額であるため、万一に備えて海外旅行保険に加入すると安心。在ホノルル日本国総領事館などでも、旅行前に海外旅行保険に加入しておくことを推奨しています。
海外旅行保険は医療費だけでなく、他人にケガを負わせたり盗難に遭ったりした場合にも補償が受けられるのが重要なポイント。「航空機寄託手荷物遅延」の補償も付いているので安心です。
しかしその一方で、海外旅行保険は高額。
そのため、海外旅行保険と同程度の補償を受けられる海外旅行傷害保険が付帯のクレジットカードを活用するがおすすめと言えます。
海外旅行傷害保険が付帯のクレジットカードを用意することで、高額な海外旅行保険に加入する必要がなくなるのです。
ここからは、海外旅行傷害保険が付帯のおすすめクレジットカードを2つ紹介します。どちらも補償内容がしっかりしているのに、入会金・年会費無料で非常にお得。
海外旅行傷害保険が付帯のクレジットカードは、有料のものがほとんど。
補償内容もしっかりしているのに入会金・年会費無料は非常にコスパが良いです!
それでは、おすすめのクレジットカードを2つ見ていきましょう。
楽天カード
まずは、入会金・年会費無料で海外旅行傷害保険が利用付帯の楽天カード。
楽天カードは海外旅行保険が利用付帯のため、航空券代やツアー代金などを楽天カードで決済することによって保険が有効になります。
楽天カードがおすすめの理由は、入会金・年会費無料で海外旅行傷害保険が利用付帯することに加え、ワイキキとアラモアナのラウンジが無料で利用でき、街中のお店で使える割引クーポンもゲットできるから。
また、万が一現地滞在中に不慮の事故や病気になったときに、24時間365日、日本語で対応してくれる窓口に電話で繋ぐことができます。
それから、クレカブランドにJCBを選ぶとさらにハワイ滞在がお得に。JCBを選ぶことで、ワイキキとアラモアナを結ぶピンクトロリーに無料で乗車が可能になります。つまり、JCB付きの楽天カードは一石三鳥というわけです。
もちろん、海外旅行傷害保険の内容も、以下の通り通常の旅行保険に劣らない充実ぶり。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高額:2,000万円 |
傷害治療・疾病治療 | 1事故・1疾病の限度額:200万円 |
賠償責任 | 1事故の限度額:3,000万円 |
携行品損害 | ー ※ゴールドカードの場合20万円 |
救援者費用 | 年間限度額:200万円 |
航空機遅延費用等 | ー |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | ー |
\ 簡単5分でお申し込み完了 /
楽天カードがハワイ旅行で非常に役立つ理由について、詳細はこちらの記事をチェックしてみてください
エポスカード
次は、同じく入会金・年会費無料で海外旅行傷害保険が利用付帯のエポスカード。海外旅行者に大人気のクレジットカードです。
楽天カードと同じく海外旅行傷害保険は利用付帯。エポスカードの場合は、パッケージツアーの旅行代金や航空券代に加え、当日空港へ向かう際の電車、バス、タクシー代などの代金をエポスカードで支払うことで適用になります。
また、こちらも万が一現地で事故や病気になったときに、24時間いつでも日本語で対応しサービスを手配してくれる窓口があるので安心です。
エポスカードは、関東中心に全国で「マルイ」「モディ」を展開する丸井グループが発行するクレジットカードのため、マルイでよくお買い物する方はもちろん、マルイだけでなく全国約10,000店舗で優待が受けられるメリットもあります。優待が受けられる店舗は、飲食店・レジャー施設・書籍・カーライフ・インテリア・習い事など幅広いのが特徴。
そんなメリットがたくさんあるエポスカードの海外旅行傷害保険は、以下の表の通りです。かなり充実していることがわかります。旅行時に多い携行品破損も補償があります。
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・傷害後遺障害 | 最高額:3,000万円 |
傷害治療費用 | 1事故の限度額:2,000万円 |
疾病治療費用 | 1疾病の限度額:270万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額:3,000万円 |
救援者費用 | 1旅行・保険期間中の限度額:100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 1旅行・保険期間中の限度額:20万円 |
航空機遅延費用等 | ー |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | ー |
\ 入会金・年会費永年無料 /
最後に
ハワイではアウトドアの活動が多くなるため、熱中症や水の事故の可能性が高まります。また、病院で治療を受ける場合は高額であるということがわかりましたね。
そこまで心配する必要はないと思いますが、事故・アクシデントを起こさないよう注意して過ごしながら、万が一の備えをしておくと安心でしょう。
まずはご自身が使っているクレジットカードに海外旅行保険が付くのか、そして補償内容を確認することをおすすめします。もし付いていなければ、今回の記事で紹介したクレジットカードを作るようにしましょう。なんと言っても入会金・年会費無料というのがポイントです。
ハワイで起こりやすい怪我や病気に十分注意して、安全に旅を楽しんでください!