ハワイで地ビールを飲むならコレ!おすすめ8銘柄とポイントを紹介

ハワイの地ビール

ハワイの地ビールは、ユニークなフレーバーと地元の食材をふんだんに使った味わいで、ビール愛好者や観光客の間で高い人気を誇ります。

ハワイのビールは、トロピカルフルーツや地元のハーブ、スパイスを活かした味わいが特徴で、ココナッツ・ブラウン・エールやハワイアン・スタイル・ポーターなど、ハワイの自然や文化にちなんだビールが揃っているんですよ。

今回の記事では、ハワイでぜひ試してみたいおすすめのクラフトビール8銘柄を厳選してご紹介します。また、ビールやアルコールドリンクを楽しむ際の注意点についても解説。

ハワイで美味しいビールを楽しみたい方は必見です!

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ハワイではクラフトビールが大人気!

ハワイのクラフトビール

ハワイの地ビール、クラフトビールは今、ハワイでも人気急上昇中!思わず手に取りたくなるパッケージデザインや、ハワイらしいネーミングが魅力のビールが揃っています。さらに、パイナップルやパッションフルーツなど、ハワイならではのトロピカルフルーツを原材料に使ったビールも豊富で、旅行者や地元の人々に大人気です。

自分の好みに合ったビールを見つけるために、まずはビールの基本を押さえておきましょう。

エールとラガーの違い

ビールを語る上で欠かせないのが「エール」と「ラガー」の違いです。

エールは、上面発酵酵母を使い高温で発酵されるビールで、フルーティーで複雑な味わいが特徴。アルコール度数も高めで、コクが深いのが魅力です。

一方、ラガーは低温で発酵される底面発酵ビールで、すっきりとしたクリアな味わいが特徴。炭酸が強く、爽やかで軽い飲み口が人気です。ビール選びの際には、この違いを知っておくとより自分好みのビールを見つけることができます。

ビールのスタイル

ビールには、世界中で親しまれているさまざまな「スタイル」があります。ビールスタイルとは、そのビールの風味や香り、色、酸味、苦味などの特徴を示すカテゴリーのこと。

例えばIPA(インディア・ペール・エール)は、インドの植民地時代に誕生し、ホップの強い苦味と高いアルコール度数が特徴です。ビールスタイルを理解することで、より一層ビールの世界が広がります。

IBU(国際苦味単位)でビールの苦味を見極める

ビールの味わいに大きな影響を与える要素の一つが「苦味」です。IBU(International Bitterness Units)は、ビールの苦味を数値で表す指標で、ホップの量に応じて変わります。

IBU値が高ければ高いほど苦味が強くなります。例えば、IPAは50〜70 IBUと高めで、しっかりとした苦味が特徴。一方、ラガーやピルスナーは20〜30 IBUと比較的低めで、軽やかで飲みやすい味わいです。

ここからは、ハワイでおすすめのクラフトビール8銘柄を見ていきましょう。

コナ・ブリューイング・カンパニー

コナ・ブリューイング・カンパニー
出典:Kona Brewing Company

コナ・ブリューイング・カンパニー(Kona Brewing Company)は、ゲッコー(ヤモリ)のロゴでおなじみの、ハワイ島の地ビールで最もポピュラーなブランドです。ABCストアなどで見たことがある方も多いはず。しっかりとした苦味が特徴ですが、ココナッツのほのかな甘さが際立っていて飲みやすい。各スーパーやコンビニで手軽に購入できます。

  • ビッグウェーブ・ゴールデンエール(IBU 20)
    柑橘のような香りと酸味があり、苦味は少なめで口触りが滑らかです。ポケやパスタなどに合わせやすく、飲みやすいビール。JALの成田発着ホノルル便でも提供されています。

  • ロングボード・ラガー(IBU 18)
    赤x黄色のパッケージでお馴染み、コナビールの中で最も有名な一品です。フレッシュな香りと苦味の少なさが特徴で、癖がなく飲みやすい。日本の代表的なビールに近い味わいで、初めての一杯におすすめです。

  • コナ・ライト・ブロンドエール(IBU 18)
    とてもライトな口当たりで、フルーティーで低カロリーなビール。麦の香りは控えめでクセがないため、何杯でも楽しめます。シンプルなビールを好む方にぴったり。

  • キャスタウェイ IPA(IBU 50)
    しっかりとした苦味を持ちながらも、トロピカルな風味がほのかに感じられるIPAです。南国気分を楽しみたい方におすすめのビールです。

マウイ・ブリューイング・カンパニー


マウイ・ブリューイング・カンパニー(Maui Brewing Company)は、マウイ島発のビールブランドで、オアフ島にはワイキキに直営レストランもあります。コンビニやスーパーでの取り扱いも多く、パッケージに馴染みのある方も多いかもしれません。島からインスパイアされたフレッシュなビールを情熱と誇りを持って作っています。

  • パウハナ・ピルスナー(IBU 30)
    モルティーでしっかりとした苦味がありながら、フルーティーな味わいとライトな口当たりが特徴です。非常に飲みやすく、女性向けのビールとして人気です。

オラ・ブリュー


オラ・ブリュー(Ola Brew)はもともとハードサイダー(りんごのお酒)を醸造していた会社で、ハワイ島のコナとヒロに店舗があります。ローカル感あふれるブリュワリーで、小規模ながら質の高いビールを提供しています。

  • マア(IBU 15)
    ラガータイプでありながら、IPAとラガーの中間的な味わいが楽しめます。シンプルで飲みやすく、チキンウィングスやチップスなどのおつまみにぴったりです。

ヒロ・ブリューイング


ヒロ・ブリューイング(Hilo Brewing)は2018年にスタートした比較的新しいブランドです。ハワイ島の水を使用し、ビール職人のこだわりが詰まったビールを楽しむことができます。

  • ボルケーノ・レッドエール(IBU 23)
    コーヒー系の風味が楽しめるビールで、コクがありながらもすっきりとした飲み口が特徴。香りが強すぎず、お食事との相性も良いビールです。

ビッグアイランド・ブリューハウス


ビッグアイランド・ブリューハウス(Big Island Brewhaus)は、オアフ島ではあまり見かけませんでしたが、最近ではオアフ島でも取り扱いが増えてきた知る人ぞ知るローカル地ビールです。ハワイビール好きには要チェックのブランド。

  • グラハムス・ピルスナー(IBU 35)
    ホップの香りが程よく、のどごしが爽やかなビールです。日本の代表的なビールにも似たタイプで、苦味がありつつもライトで飲みやすいので初めての一杯におすすめです。

  • ホワイトマウンテン・ポーターハワイ(IBU 33)
    コーヒーとチョコレートの風味が楽しめる黒ビールで、デザートビールとしても楽しめます。コクがあり女性にも男性にもおすすめの一杯です。

ホノルル・ビア・ワークス


ホノルル・ビア・ワークス(Honolulu Beer Works)は、カカアコエリアで作られているビールブランドで、ローカルに非常に人気があります。生き物をモチーフにしたラベルが特徴。

  • ケワロズ・クリームエール(IBU 20)
    クリスピーな飲み口ながら、モルティーな味わいが楽しめるビールです。BBQパーティーや友達の集まりなどに持っていくと喜ばれること間違いなし。

ワイキキ・ブリューイング・カンパニー


ワイキキ・ブリューイング・カンパニー(Waikiki Brewing Company)は、ワイキキで初めて自家醸造を行ったブランドで、正真正銘のワイキキ産ビールです。ワイキキやカカアコに店舗を構え、いつ行っても観光客や地元のお客さんで賑わっています。

  • スキニージーンズIPA(IBU 56)
    ホップと苦味が感じられるIPAで、アルコール度数が6%と高め。飲みごたえがあり、しっかりとした味わいを楽しみたい方におすすめです。

ラニカイ・ブリューイング・カンパニー


ラニカイ・ブリューイング・カンパニー(Lanikai Brewing Company)は、ハワイの食材をふんだんに使ったビールを提供するブランドです。色鮮やかな赤や黒のビールが多く、ビターテイストが際立っているのが特徴。

将来的にはビールにとどまらず、ワインやシャンパンの製造にも挑戦する予定とのこと。ビターテイストが好きな方には特におすすめです。

ハワイでビールを楽しむ際の注意点

ハワイで楽しむビール

ハワイでビールやアルコールを楽しむ際には、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえて、安全かつ快適にハワイのクラフトビールを堪能しましょう。

公共の場では飲酒禁止

ハワイでは公共の場所での飲酒が厳しく禁止されており、ビーチや公園などでビールを楽しむことはできません。ワイキキ周辺のビーチや公園ではポリスが巡回しているため、万が一見つかるとその場で罰金を科せられる可能性があります。

お酒を楽しむ際は、ホテルやレストランなどを利用するのが最も安全です。コンビニやスーパーで購入したビールをホテルのお部屋で飲むのも良いでしょう。

アルコール販売時間の制限

ハワイではアルコールの販売時間にも制限があります。通常、コンビニやスーパーでは午後11時頃までアルコールを販売しており、バーやレストランでは午前2時まで提供されます。ただし、店舗やレストランでの提供時間が異なる場合があるので注意しましょう。

日本への持ち帰り制限

日本へのお土産としてビールを持ち帰る場合、持ち帰り可能な量は一人あたり2リットルまでと定められています。この制限を超えた量を持ち帰ると、税関で問題になることも。日本に持ち帰る際には注意が必要です。

飲酒運転は重い罰則が科せられる

飲酒運転については日本と同様、ハワイでも法律が厳しく取り締まっています。ホノルル市内では抜き打ち検査を実施しており、血中アルコール濃度の制限を超えると重い罰則が科せられます。ビールを楽しんだ後は、公共交通機関やタクシー、ライドシェアサービスを利用して、安全に移動するよう心掛けましょう。

最後に

ハワイのクラフトビールは、地元のフレーバーを活かしトロピカルな風味と軽やかな飲み心地が魅力です。リラックスタイムにぴったりのビールばかりなので、ハワイ滞在中にぜひ試してみてください。レストランやホテルのお部屋から海を眺めながら、じっくり味わってみてくださいね。

ハワイでお酒を楽しむ際の注意点も忘れずに、ハワイのクラフトビールを楽しみましょう!

※ 記載内容については正確であるよう最善を尽くしておりますが、正確性および安全性を保証するものではありません。情報が古くなっている場合もございます。万一、掲載内容に誤りを発見された際には、当方までご連絡いただけますと幸いです。

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